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執筆者の写真メジロピアノ教室

ボレロ♪

誰もが聴いたことのある、名曲、ボレロの映画を観ました!作曲家ラヴェルの半生が、丁寧に描かれていて、音楽はどれも素晴らしく、感動しました。


留学中に、晩年のラヴェルの家を訪ねたことがあり、映画の中の自宅シーンは、特に懐かしく思いました。内装のデザインや家具がお洒落で、日本庭園のようなお庭があり、眺めも良い素敵なお家でした…!

几帳面な彼は、身なりに気を使い、整理整頓して、とてもきれいに暮らしていたといいます。音楽も、新しさのある和音や踊りのリズムがありつつ、形式などは、整理された古典的な要素が特徴的です。


映画の中では、ボレロの作曲過程を中心に描かれていましたが、アメリカへの演奏旅行、パリのお店で流行歌を弾くシーンもあり、ラヴェルの作品はもちろん、色々な曲が全体を彩っていました。ボレロの親しみやすさの理由も、少しわかった気がします。それにしても、0から1を生み出すって、なんて大変なことでしょう…作曲家は本当に凄いですね。

ラヴェルの演奏シーンは、アレクサンドル・タロー氏が吹替をしていたそうで、とても自然な音楽が見事でした!


パリで、セーヌ川沿いを歩いたり、音楽家の家やお墓を巡って、本当にここにいたんだと実感できたことを、映画で思い出しました。ラヴェルの生きた時代から、きっとあまり変わらない街並みも、フランスの魅力ですね!また訪れたくなりました。

来年は、ラヴェルの生誕150年です。コンサートで取り上げられる機会も、益々増えそうです♪

ボレロや、亡き王女のためのパヴァーヌはもちろん、ほかにも、たくさん素敵な曲があるので、ぜひ聴いてみてください!



映画「ボレロ」のワンシーン

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