メジロピアノ教室では、専門的なソルフェージュもレッスンできます♪音高音大受験科目の、聴音、楽典、新曲視唱です。
★聴音
短い曲を聴いて譜面に書きとるもの。
単旋律、複旋律(2声)、和声(4声)の課題です。
拍子と調性、暗部記号、小節数を与えられ、何回かに分けて弾かれる曲を、書き取っていきます。大体8小節のものが多いです。旋律系は、様々なリズムや、音の跳躍が取りにくかったり、#や♭など臨時記号の付け方に迷ったり、耳でなぞっていけても、なかなか手が追いつかないことも。和声は、内声が聴こえづらいことが多く、横のラインで聴くことと、和音全体の印象を捉えること両方が大切です。
弾かれる回数や曲間の秒数も限られた中で、拍を数えながら、楽譜を完成させるのはなかなか難しいものです。色々なタイプにふれて、慣れることが第一なので、コツコツと積み重ねていきましょう!
★楽典
譜面に書かれる楽語や、速さ等の表記から、音程や音階、調の仕組み、調性判定、転調についてなどを学びます。楽譜に親しんでいれば、基礎的なことは分かりやすいと思います。決まり事が多い、和音や調性についての学習は、聴音を取る際に、助けになる知識にもなります!実際の曲からも、よく出題されます。本を読みながら、幅広く色々な問題をたくさん解きましょう。
★新曲視唱
初めて見る単旋律の曲を黙読して、開始音をもらい、歌うという課題!
これは、音程の正しさやブレスの位置はもちろん、テンポ表記や楽語をはじめ、フレーズの中のスラー、スタッカート、クレッシェンド、ディミヌエンドなど、色々な音楽的な指示を見落とさずに、表現することが大事です。楽譜をパッと見た初見の状態で、音楽をすばやく把握する力が試されます。これも慣れが大事!聴音と同じですが、音の跳躍や、様々な表現をバランス良くできるように、たくさんの課題を歌いましょう。この視唱に、手打ちのリズムが加わる課題もあります。
ピアノ専攻ではない方は、副科のピアノの試験もあったりします。音階、アルペジオ、バッハ、ソナチネあたりが定番です。今までピアノに慣れていなかった方は、特に準備が大変かもしれません。専攻楽器以外にも、ピアノの練習も欠かせませんね!
受験ソルフェージュ・楽典、副科ピアノは、受験の大体2年前くらいから、準備を始めると良さそうです。もちろん、それまでに培ってきた基礎的なソルフェージュ力も大切!
レッスンをご希望の方は、ご相談ください。
苦手なところは、誰にでもあるはず…私も慣れるまで、苦労しました。数をこなして、バランスよく頑張っていきましょう♪